沖縄フォトウェディング！絶景ロケーションと料金プラン

結婚式を挙げない代わりに、美しい写真で思い出を残すフォトウェディング。その中でも沖縄は、青い海と白い砂浜が広がる人気のロケーションです。国内にいながら海外リゾートのような雰囲気を味わえて、パスポートも不要。気軽に旅行気分を楽しめます。本記事では沖縄でのフォトウェディングの魅力、撮影スポットや料金相場までご紹介します。

沖縄で撮る結婚写真の魅力

沖縄は日本屈指の美しい海と青空が広がるリゾート地です。国内なのに海外のような非日常感を味わえて、パスポートも必要ありません。飛行機で2時間半ほどで到着できる手軽さも人気の理由となっています。

青い海と白い砂浜

沖縄の最大の魅力は、透明度の高いエメラルドグリーンの海です。真っ白な砂浜とのコントラストが美しく、写真映えする絶景が広がります。太陽の光を反射して輝く海は、世界でも有数の美しさといわれており、ウェディングドレスの白が一層際立ちます。遠浅のビーチが多いため、海に入っての撮影も可能です。水面に映る青空と二人の姿は、まるで映画のワンシーンのような仕上がりになります。ビーチでの撮影は、午前中から正午過ぎがもっとも海が青く見える時間帯です。太陽が真上にくる時間帯は、海本来の色が鮮やかに写ります。

チャペルでも撮影可能

ビーチだけでなく、海を望む開放的なチャペルでの撮影も人気があります。沖縄には白亜の美しいチャペルが数多く点在しており、本格的な結婚式の雰囲気を味わえます。バージンロード入場や指輪の交換、誓いのキスといった儀式の流れを再現しながら撮影できるプランもあります。チャペルとビーチの両方で撮影すれば、異なる雰囲気の写真を残せるのも魅力です。天候が不安定な日でも、チャペルなら安心して撮影を進められます。

和装や琉装も選べる

ハワイやグアムなど海外では難しい和装での撮影が、沖縄なら気軽に実現できます。青い空と海をバックにした和装写真は、ほかでは撮れない特別な一枚になります。さらに沖縄ならではの選択肢として、琉装と呼ばれる伝統衣装での撮影も人気です。色鮮やかな紅型の模様が特徴的な琉装は、琉球王朝時代の宮廷衣装をルーツとしており、格調高い美しさがあります。ドレスとは違った個性的な写真を残したい方におすすめです。

人気の撮影スポット紹介

沖縄本島には魅力的な撮影場所がたくさんあります。ビーチだけでなく、緑豊かな森や異国情緒あふれる街並みも人気です。

古宇利島ハートロック

沖縄本島北部にある古宇利島は、透明度抜群の海に囲まれた小さな島です。中でも「ハートロック」と呼ばれる撮影スポットは、ハート型の岩が海にたたずむ絶景が広がります。二つの岩が重なってハートに見える角度もあり、愛の証として撮影する人が多い場所です。青い海と白い砂浜、そしてハート型の岩という組み合わせは、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。古宇利島へは本島から橋でつながっており、車で簡単にアクセスできます。

万座毛の絶景岸壁

恩納村にある万座毛は、象の鼻のような形をした岩が特徴的な観光名所です。岩の向こうに広がるコバルトブルーの海は圧巻の景色で、自然の造形美を活かしたドラマチックな写真が撮れます。岩の上から海を見下ろすアングルでの撮影は、スケール感のある迫力ある仕上がりになります。ただし人気観光地のため、早朝や夕方の時間帯を選ぶと、観光客の少ない状態で撮影できます。

備瀬のフクギ並木

沖縄らしい自然を感じられるスポットとして人気なのが、本部町の備瀬地区にあるフクギ並木です。推定樹齢300年を超える木々が約2万本も並ぶ道は、緑のトンネルのような幻想的な雰囲気を作り出します。ビーチとは違った落ち着いた写真が撮れるため、和装での撮影にも適しています。木漏れ日が差し込む中での撮影は、優しく柔らかな印象の写真になります。

アメリカンビレッジ

北谷町にあるアメリカンビレッジは、アメリカの雰囲気を模したカラフルな街並みが特徴です。色鮮やかな外壁や英字看板が並び、沖縄にいながら海外のような写真が撮れます。夕方から夜にかけてのマジックアワーは、夕日の絶景やネオンサインがきらめき、ロマンチックな雰囲気になります。ポップでカジュアルな写真を残したい方におすすめの場所です。

料金相場とプラン選び

沖縄のフォトウェディング費用は平均16万5,000円からとなっています。プランの内容や撮影枚数、オプションによって金額が変わるため、事前の確認が大切です。

基本プランの内容

もっともシンプルなプランは2万円程度から用意されており、現地レンタル衣装、基本小物レンタル、新婦のヘアセット・メイク、造花ブーケ、撮影料、台紙付き写真1枚が含まれます。一方、7万円程度のプランになると、撮影データが含まれるようになります。

多くの人が選ぶボリュームゾーンは10万円から35万円程度で、衣装のグレードアップや撮影枚数の増加、アルバム制作などを追加した内容です。撮影データは100カット以上納品されるプランが主流で、中には200カット以上のデータがもらえるプランもあります。

追加費用の確認ポイント

基本プラン以外で費用が上がりやすいのは、衣装のアップグレード、アルバム追加、新婦衣装の追加です。アルバム制作は1冊で5万円以上かかる場合があり、高額なものだと30万円近くになるケースもあります。費用を抑えたい場合は、撮影データのみを購入して後からアルバムを作る方法もあります。

また、ドレス1着で撮影すると、着付け代やヘアセットの手間が省けるため費用を抑えやすくなります。和装や琉装を選ぶと追加費用が発生しやすいため、注意が必要です。

時期で変わる旅費

撮影費用とは別に、旅費や宿泊費も予算に含める必要があります。沖縄での平均滞在日数は3.2日で、一人当たりの旅行費用平均は約7万8,000円です。7月から8月の夏休み時期は価格のピークで、ゴールデンウィークやシルバーウィーク、年末年始も一時的に料金が高騰します。

一方、11月から3月は旅費・宿泊費の相場が安く、一人当たり5万円以内で収まることが多くなります。2月はもっとも旅費が安くなる時期で、東京の春先のような過ごしやすい気候のため狙い目です。撮影費用は平日のほうが割安になるため、土日祝日を避けると総額を抑えられます。

まとめ

沖縄でのフォトウェディングは、青い海と白い砂浜という絶景の中で、一生の思い出となる写真を残せます。ビーチだけでなくチャペルや緑豊かな森、異国情緒あふれる街並みなど、多彩なロケーションが魅力です。料金相場は平均16万5,000円からで、プランの内容によって大きく変わります。旅費を含めた総額を考えると、オフシーズンの撮影がお得です。おすすめの時期は4月と10月から11月で、気候が安定しており海の色も美しく撮影できます。一年中撮影可能な沖縄ですが、梅雨や台風の時期は天候の影響を受けやすいため、雨天保証付きプランの検討をおすすめします。