フォトウェディング当日に雨が降った場合はどうする？

ジューンブライドにちなんで、6月にフォトウェディングを行いたいと考えるカップルは多いです。しかし、6月は梅雨の季節でもあり、急な雨もしばしばあります。そこで今回は、フォトウェディング当日に雨が降った場合の対処法や、雨の日ならではのフォトウェディングの例を紹介します。ぜひご一読ください。

フォトウェディング当日に雨が降った場合の対処法

フォトウェディング当日に雨が降った場合の対応については、スタジオやプランによって異なりますが、多くの場合何らかの保証や代替案が用意されています。

スタジオ撮影に切り替える

まず一般的な対応としては、屋外での撮影を予定していた場合、スタジオ撮影に切り替えることが多く見られます。屋内のスタジオであれば天候の影響を受けずに撮影が可能ですが、背景や演出のバリエーションに限りがあることが気になるかもしれません。

ただし、小物や背景の種類が豊富なスタジオであれば、衣装を変えながら異なる雰囲気の写真を撮影できるため、満足度の高いフォトウェディングが実現できる可能性があります。

撮影日を延期する

また、雨天保証がついているプランであれば、撮影日を延期することもできます。ただし、新郎新婦やスタッフのスケジュールの都合によってはすぐに再調整ができない場合もあり、希望の日程で撮影できないこともあります。撮影を延期する場合は、滞在期間に余裕を持たせておくことが望ましいでしょう。

一時的に待機する

さらに、雨が一日中降り続かない予報であれば、雨が止むまで一時的に待機し、晴れ間に撮影を行うという方法もあります。この場合、タイミングによっては雨上がりの幻想的な空や虹を背景にした特別な写真が撮れるチャンスもあります。しかし、季節によっては予測しにくい天気やゲリラ豪雨など、再延期のリスクも考慮が必要です。

予定通り撮影を行う

最後に、日程の都合などで撮影の延期が難しい場合は、小雨程度であれば予定通り撮影を決行することもあります。雨の日には、しっとりとした雰囲気や独特の光の演出が加わり、晴天時とは異なる趣のある写真が撮れるため、あえて雨の日のフォトウェディングを楽しむという考え方もあります。

雨の日ならではのフォトウェディングの例

雨の日のフォトウェディングは、晴天時とは違った魅力や演出が楽しめる特別な体験です。スタジオによっては雨の演出を得意としており、当日の天候に関係なくその状況を生かした撮影が可能です。

雨の日でも衣装を変更することなく、日程の振替も必要なく撮影を進めることができ、撮影料金も変わらないため安心です。とくに、雨天撮影に慣れているスタジオであれば臨機応変に対応してくれるので、不安を感じることは少ないでしょう。

天候が悪いことでかえって印象に残る素敵な思い出となり「雨が降ってくれて良かった」と思えるような演出を提案してくれるのも魅力です。

傘を使った写真

雨の日の撮影で定番なのが「傘を使った写真」です。衣装に合わせた傘の選定もでき、和装なら和傘を使うことで雰囲気がぐっと高まります。特に相合い傘の演出では、2人が自然と密着することで、ラブラブで親密な雰囲気を写真に収めることができます。

また、傘越しに2人のシルエットを写す演出や、ライトに照らされてキラキラと光る雨粒など、幻想的でお洒落なショットが実現可能です。傘の色や形もさまざまで、演出に合わせて選ぶことができるのもポイントです。

雨粒が写りこむ構図

他にも、雨粒が写り込むような構図を意識することで、ロマンチックな写真に仕上がります。とくに夜のロケーションでは、ライトアップされた雨粒が幻想的で、まるで映画のワンシーンのような印象を演出できます。

さらに、雨の日ならではの「水たまりを使った撮影」も魅力のひとつです。水たまりに2人の姿が映り込むことで、鏡のような演出が可能となり、幸せな瞬間をより美しく表現することができます。

水面が静かになるタイミングを見計らって撮影することで、より完成度の高い写真になるでしょう。雨の日のフォトウェディングは、工夫とアイデア次第で、唯一無二の思い出深い写真を残すことができます。

フォトウェディング申込時の確認事項

フォトウェディングを申し込む際には、後悔しないためにも「雨天時の対応」を事前にしっかり確認しておくことが重要です。とくにロケーション撮影を予定している場合は、雨に備えて室内でも撮影できる場所を選ぶと安心できます。

業者やプランによって雨天時の対応は異なり、撮影の延期や中止に関してもルールがあるため、事前に詳しく確認しておくとスムーズです。

延期の場合、通常キャンセル料はかかりませんが、撮影を延期する条件を把握しておくことが大切です。また、レンタル衣装が一点物であることが多いため、予備日でも同じ衣装が着られるかどうかも事前に確認しておくとトラブルを防げます。

まとめ

フォトウェディング当日の雨は心配の種ですが、実は工夫次第で特別な思い出に変えることができます。スタジオ撮影への切り替えや撮影日の延期、一時待機など、状況に応じた柔軟な対応が可能で、多くのスタジオでは保証や代替案を用意しています。また、雨の日ならではの幻想的な演出も魅力の一つです。傘や雨粒、水たまりを活用したロマンチックな写真は、晴れの日では味わえない特別感があります。申し込み時には「雨天時の対応」や「衣装の予備日対応」などを事前に確認しておくと、当日も安心して撮影を楽しめるでしょう。