フォトウェディング当日に雨が降ってしまったら？

せっかくフォトウェディングを予約していても、その日の天候が悪く、あいにく雨模様となってしまうことがあるかもしれません。当日雨だったときはどうすればよいのでしょうか？今回は、フォトウェディング当日が雨だったときの対処法や雨の日ならではのアイデア、事前に確認しておくべきことなどについて解説します。

フォトウェディング当日に雨が降ったときの対処法

フォトウェディング当日に雨が降った場合、いくつかの対処法を考える必要があります。ここでは、天候が悪化した際の具体的な対策について紹介しましょう。

撮影場所の変更

外での撮影が難しくなった場合、スタジオを併設している業者やロケ地周辺で室内撮影ができる場所に変更することが考えられます。ロケーションならではの景色のよさなどは失われてしまいますが、スタジオ内でも思い出深い写真を撮ることは可能です。

雨がやむまで待つ

とおり雨のような一時的雨であれば、撮影時間を少しずらすだけで撮影可能になるかもしれません。ただし、天候がそう簡単に回復しない状況だったり、季節の関係で悪天候が続く天候だった場合は別の選択肢に変更したほうがよいでしょう。

撮影日を変更する

ロケーション撮影を選択した段階で、室内では撮影しにくい写真を撮りたいという希望をもっている可能性が高いのではないでしょうか。

場所に関する強いこだわりを優先するのであれば、悪い条件の日に撮影するのではなく、好天が予想される別な日に撮影を延期したほうがよいでしょう。

スタジオによっては、雨天による変更の場合は追加料金がかからないこともあります。変更する前に、変更の条件などについて確認しておくとよいでしょう。

キャンセルの検討

しかし、上記の選択肢のどれも難しい場合があります。その場合は、やむを得ませんがフォトウェディングをキャンセルすることになるでしょう。しかし、キャンセルすればキャンセル料がかかる可能性もあります。キャンセル料の有無は、事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

雨の日しか撮れないフォトウェディングアイデア

雨の日にフォトウェディングを行うことは、むしろ特別で印象的な写真を撮影する絶好のチャンスと考えられます。雨の日ならではの幻想的でロマンチックな写真を撮るアイデアを紹介します。

和傘で風情ある写真

和装のフォトウェディングでは、和傘を上手に使うことで日本らしい風情のある写真を撮影できます。和傘にあたる雨が地面に落ちる様子や、傘の下で寄り添う二人の姿は情緒豊かで印象的です。

相合傘で仲のよさを演出

相合傘の写真は、自然と二人の距離が近くなり、夫婦の親密さを強調することができます。傘の下で寄り添う二人の姿は、ロマンチックで愛情あふれる雰囲気をかもし出すのです。

雨粒を活かした幻想的な写真

雨粒が背景にぼんやりと映り込むことで、まるで映画のワンシーンのような幻想的な写真を撮影できます。とくに夜間や夕暮れ時に街灯やイルミネーションが雨粒に反射することで、一層ロマンチックな雰囲気が生まれるのです。

霧を活かした写真

霧がかかった日の撮影では、背景がぼんやりと霞んで、神秘的で幻想的な雰囲気を演出できます。霧の中での撮影は、ほかの人が写り込まないため、二人だけの特別な瞬間をより引き立てるでしょう。

人どおりが少ない場所で撮影

雨の日は人どおりが少なくなるため、普段は人が多い場所でも、二人だけの世界を作りやすくなります。人気の観光地や街中でも、ほかの人が映り込まない写真を撮影しやすいです。

水たまりの反射を利用

雨の日にできる水たまりを利用して、二人の姿が水面に映る写真を撮影することができます。水たまりの反射を利用することで、独特でアート感あふれる一枚が生まれるのです。

申し込み時に雨天時の対応がどうなるか確認しよう

フォトウェディングにおいて、当日の天候が撮影に大きな影響を与えることは避けられません。撮影ができないほどの悪天候も想定し、事前に「雨天時の対応」についてしっかりと確認しておくことが重要です。ここでは、申し込み時に確認すべき3つのポイントを紹介します。

撮影当日が雨だったときの対応

撮影当日に雨が降った場合、どのような対応を取るか事前に確認しておきましょう。場所を移すのか、日程を延期するのか、雨でも撮影を行うのか事前に雨天時のシナリオをどうするか、話し合っておくことが大切です。

撮影延期の条件

撮影延期の条件についても明確にしておく必要があります。前日の天気予報で決めるのか、当日にどの程度の雨が降ったら中止・延期となり、どの程度なら続行となるのかといった撮影の延期・続行の基準を事前に確認しましょう。

延期になったときの対応

延期になった場合の具体的な対応も確認しておきましょう。延期になった場合に、予約していた同じ衣装を借りられるのか、延期後の段取りがどうなるのかについて、事前に話し合っておくことが重要です。

まとめ

フォトウェディング当日に雨が降ってしまった場合、気持ちが落ち込むこともあるでしょう。しかし、雨の日ならではの素敵な写真を撮るチャンスでもあるのです。雨粒や傘を使った演出で幻想的な雰囲気を生み出し、特別な思い出となる写真を残すことができます。そのため、雨の日にも前向きに撮影に臨み、思い出深い写真を楽しむことが重要です。また、撮影延期時の条件やキャンセル料、衣装の取り扱いについては事前に確認しておきましょう。